夏休み児童クラブ出前講座

山内資料館では毎年7月から8月までの夏休みの期間、高知市内外の小学校の放課後児童クラブや児童センターなどを訪問し、出前講座を行っています。
今年は5ヵ所を訪問し、主に刀(摸造刀)などの武器に触れる体験、貝合わせ遊びの体験、消しゴムスタンプ作りの体験を子どもたちにしてもらいました。

各体験の前には、まず山内資料館のことや江戸時代を中心とした歴史や文化について知ってもらうために、毎回簡単なお話をしています。この時点では、やはり刀や兜を知っていても実際に触ったことのある子どもはほとんどいませんでした。

お話の後はお待ちかねの体験!
刀に触ってみる体験では、講師が刀を解体して見せると、子どもたちはバラバラになった刀を目の当たりにして驚いたようすでした。

また、腰に帯を巻いて刀を差してみる体験では、子どもたちは長さが自分の身長近くもあり、片手で持つとなかなかの重さの刀を鞘から抜くだけでも一苦労!講師に手伝ってもらいながら、なんとか刀を抜き差ししていました。

貝合わせ遊び(蛤の貝殻の内側に絵を描いて、対になる貝を探す遊び)の体験では、子どもたちは1つでも多くの貝を取ろうと一生懸命に手を挙げ、大変盛り上がりました。
なかには、貝の内側の描かれている絵を見て「私も描きたい!」と言う子どももいました。

消しゴムスタンプ作りでは、最初のお話でまず印(いん)について学び、印には昔からいろんな使い道があることを知ってもらいました。
実際の作業では、黙々と消しゴムにつまようじで自分の名前や好きな絵を彫り、それぞれ世界でたった1つのスタンプを完成させていました。

児童クラブは社会科の授業でまだ歴史を習っていない学年の子どもがほとんどですが、高学年になって歴史を習い始めた時にこれらの体験を思い出して、少しでも日本の歴史や文化に興味を持つきっかけになると嬉しいです。

(投稿者:I)

カテゴリー: こども, 催し物 | コメントは受け付けていません。

夏休み子ども教室「絵巻物の日記をつくろう!」

山内資料館では、7月19日(日)・8月23日(日)の2日間に分けて、夏休みこども教室「絵巻物の日記をつくろう!」を開催しました。
この教室では、巻物の歴史や使い方を学びながら、夏休みの日記や思い出を描いた自分だけの絵巻物を作っていきます。

夏休みに入ったばかりの7月19日(日)、教室ではまず初めに学芸員が絵巻物の歴史や見方などの説明を行いました。


子ども達はこれから自分たちが作る絵巻物がどういったものなのか興味津々の様子。

説明の後、遂に絵巻物作りがスタートです!
1回目の教室では、紙を何枚も貼り合わせて絵巻物の本紙を作っていきます。
この時、紙と紙を貼り合わせるために正麩糊(しょうふのり)と呼ばれる小麦粉のデンプンからできた糊を使うのですが、今回はこの糊作りも体験しました。
お鍋に正麩(しょうふ)と水を入れ火にかけて、焦げないようすりこぎで混ぜて糊を作っていきます。

 

次に、紙を用意し定規とエンピツで印を付け、そこに刷毛(はけ)を使って糊をぬって貼り合わせていきます。
慣れない作業に苦戦しつつも、何枚もの紙を貼り合わせていくと最終的に本紙の長さはこんなにも長くなりました!

  

1回目の教室はこれで終了です。
そして、夏休みも終盤の8月23日(日)、1回目の教室から約1ヶ月ぶりに集まった子ども達は、前回作った本紙に夏休みの思い出や日記、自由研究などを書いて持ってきてくれました。
2回目の教室では、この本紙に軸や表紙をつけて巻物を完成させていきます。

軸となる木の棒に紙を糊付けし本紙と軸を貼り付ける工程は少し難しかったようで、「これであってる?」「こっちに貼ればいいの?」という子どもたちの声もちらほら。
最後に、表紙と巻緒(まきお)と呼ばれる紐を取り付け、絵巻物のタイトルを書く題箋(だいせん)を貼り付けたら完成です。

完成した絵巻物はどれも力作ばかりで私たち職員もびっくり!
参加した子ども達も、夏休みの思い出がつまった絵巻物を手に満足げな笑顔をみせていたのがとても印象的でした。

(投稿者:O)

カテゴリー: こども, 催し物 | コメントは受け付けていません。

夏休みこども教室「伝統建築に学ぶ!イスを作ってみよう!」

伝統的な日本の建築技術である「木組み」の手法を使ってイスをつくる、毎年恒例の夏休み工作教室が今年も開かれました。
高知工業高校建築科の先生方と生徒たちが指導役となって、参加した子供達と一緒に、2時間半でイスを作り上げます。

今年のイスは、座る部分の天板に趣向が凝らされていました!
木の組み合わせ方を変えることによって、思い思いのデザインが作れるのです。
まずは、紙に図を描いてデザインを決め、それに合う木のパーツを選びます。

あとは、先生も生徒も子供達も、さらには保護者の方々も一緒になって、どんどん作業にチャレンジ!

  

部屋の中は、クーラーをめいっぱいかけていても、熱気でどんどん暑くなっていきます。
猛暑の日でしたので、冷たい麦茶も用意していましたが、皆さんそれよりも作業に没頭!
徐々にイスの形が姿を現し始め、完成したときには「やった!」「できた!」と歓声と拍手で喜び合うグループもありました。
力を合わせて作った、世界に一つだけのイス。
思い出とともに、ずっと大切にしていただきたいと願っています。

(投稿者:O)

カテゴリー: こども | コメントは受け付けていません。

「土曜夜市」に初出店しました!

6月27日から7月25日にかけて、高知市中心部の商店街では夏の風物詩「土曜夜市」が開催され、初めて当館も参加しました。

ひろめ市場をはじめ、大橋通り、帯屋町、壱番街、京町・新京橋の商店街各所で、多種多様な出店などが立ち並び、大変な賑わいのなか、当館はゴールデンウィークに高知城で開催して好評を得た「さわってみよう!体験コーナー」を設けました。(7月11日、18日、25日の3日間)

あまり触れる機会のない兜や刀を手にとって、家族連れの方をはじめ多くの方が喜んで記念撮影などをしてくださいました。

新しい博物館のオープンを県民の方々に知ってもらえるようにと参加した今回の夜市では、直接県民の方々と交流することができました。お子さんやお父さんお母さんたちからは(体験コーナーもあって)面白そうなどという声を、歴史好きの学生たちからは本物の刀が見られるのが楽しみ、オープンが待ち遠しいなどという声、商店街の方々からは一緒に街を盛り上げていきましょう、などといった期待の声をいただくことができました。
かつて城下町であった商店街、多くの県民の方々が行き交う新たな場所でこれからの展開を考えるとても貴重な機会にもなりました。

(投稿者:O)

カテゴリー: やまぴょん, 未分類 | コメントは受け付けていません。

夏休みこども教室 「探検!発見!高知城」

7月26日(日)に、小中学生を対象に高知城を探検する催しを行いました。

当日、接近していた台風は高知県を逸れ、晴天のもと探検がスタートしました。参加したのは、小中学生と保護者の方あわせて約40名ほどです。
まず、集合場所の高知県立文学館ホールにて探検の流れや注意事項についてお話ししました。その後、高知城の地図と問題シートなどの入った探検バッグと双眼鏡を手に、いざ高知城へ向けて出発です!

追手門から天守閣を目指す道中、当館の職員が案内をしながら進みます。
途中5つのポイントで高知城に関するクイズを出題。答え合わせをした後に1つずつ文字を発表し、揃った5つの文字を並べ替えて、あるキーワードを見つけだしてもらいます。

 高知城に関するクイズに挑戦します!

また今年の探検では、普段非公開の追手門内部を特別に見学させてもらうことになっており、県の文化財課職員の方に案内をしてもらいました。内部に入れる人数の関係で、ここで2つのグループに分かれて、それぞれ探検は続きます。


普段入ることのできない追手門内部を見学でき、子供たちもとても興味津々の様子でした!

 お城に隠された秘密をみていきながら天守閣へ!

天守閣では、お城内部の構造やさまざまな工夫について見学したり、最上階から一望できる景色を味わいました。本丸からは行きとは違う道順で、お城の魅力を探しながら下りました。


お城の守りの工夫を中から見学

蒸し暑いなかでの開催でしたが、参加した子供たちは元気いっぱいのまま文学館ホールへ戻りました。そして催しの最後には、全員に修了証として名前入りの探検隊員の缶バッジをお渡ししました。
なかには当館の他の催しでお渡しした缶バッジを集めてくれている子もいて、うれしい限りです。

秋には小中学生を対象にした文化講座も開催します。今年紹介するのは「能」ですので、興味のある方は、こちらにもぜひご参加ください!

(投稿者:T)

カテゴリー: こども | コメントは受け付けていません。

【予告】第10回 江戸時代検定初級 開催!

きたる7月12日(日)午後2時から山内資料館恒例の江戸時代検定(初級)を開催します。

(去年の検定の様子)

2005年から始まった江戸時代検定も今年で10年目を迎えました。
今回は、歴史を考える基になる「史料」そのものを課題としています。その中から、初級では江戸幕府の基本法令ともいえる「武家諸法度」をとりあげます。

将軍と大名の関係を理解するためには欠かせない「武家諸法度」。歴史の授業で耳にしたことはあっても全文を読んだことがある方は少ないのではないでしょうか?

検定では主に「武家諸法度」の歴史・意義と内容について出題し、検定終了後は解説会も開催いたします。この機会に「武家諸法度」について学んでみませんか?

※下は現在当館にて配布している「武家諸法度」の原文・読み下し文・現代語訳が載っている江戸時代検定のご案内チラシです。予習にぜひご利用ください。
(↓↓↓画像をクリックすると拡大画像が表示されます)

    
〈検定ご案内〉              〈武家諸法度 原文〉

  
〈読み下し文〉                  〈現代語訳〉

そして前回同様、ある一定数までポイントを貯めた方には景品を差し上げます。
ご興味ある方はぜひご参加ください!

(投稿者:M)

カテゴリー: 催し物, 季節便り | コメントは受け付けていません。

「地域記録集 土佐の村々」第3号 発刊報告会

お天気にめぐまれた6月7日(日)の午後、高知市布師田地区で「地域記録集 土佐の村々」第3号の発刊報告会を開催しました。

この会は、当館が刊行している「地域記録集 土佐の村々」(A4版・8Pの冊子)について、発刊までの過程やその内容などをご紹介するもので、冊子で取り上げた地域を会場に新刊の発刊ごとに行っています。

 (地域記録集 土佐の村々3 高知市布師田地区)

会場となった布師田ふれあいセンターには、地区内外より多くの方にお集まりいただきました。
会では、地域記録集の活動の背景や編集余話、第3号の内容などを当館職員より紹介しました。

会の後には、記録集の作成時にお世話になった地元の方のご案内で、布師田地区の見学会も行いました。布師田御殿跡や旧参勤交代道、神社やお堂など、記録集で取り上げた場所を見てまわりました。


参加された方は、冊子と現地とを見比べながら、布師田地区の歴史を感じているようでした。「生まれてからずっと布師田に住んでいるが、知らなかったことがあった」、「普段は素通りする地域だが、実は見るものがたくさんあることに驚いた」、「次回もまた参加したい」など、嬉しいご感想もいただきました。

次回の報告会も、記録集の発刊にあわせて開催する予定です。お楽しみに。

(投稿者:T)

カテゴリー: 催し物 | コメントは受け付けていません。

さわってみよう!武器・武具 手裏剣

今年も端午の節句に合わせ、小中学生を対象にした子ども体験教室「さわってみよう!武器・武具 手裏剣」を開催しました。アニメなどでも人気の手裏剣を実際に打つことができるとあって、会には定員を大きく上回るお申し込みがありました。

会では、まず学芸員が手裏剣はどのようにしてできたのか、他の武器と比べてどのような特徴があるのか等について説明を行いました。手裏剣は一般的によく知られる「車手裏剣」よりも、もう一方の棒状の手裏剣「棒手裏剣」の方が多く使われていたことや、実は近くにいる敵と戦う時にも用いられていたことなどに、子どもたちは驚いた様子で、中には熱心にメモをとる子の姿もありました。

 ▲学芸員によるミニ講座の様子

次にNPO日本抜刀道連盟高知支部興武館の境泰雅館長たちによる、棒手裏剣を用いた手裏剣打ちの実演を見学しました。的の畳に手裏剣がうまく刺さると、参加者からは大きな歓声が起こりました。

 ▲手裏剣打ちの説明にはみんな興味津々

続いて、子どもたちも先生に手裏剣の握り方、投げ打ち方を指導してもらいながら、手裏剣打ちに挑戦です。はじめはまっすぐ飛ばしているつもりでも、先がおじぎをしてしまい、中々的に刺さりませんでしたが、何度も何度も練習を行う内に、少しずつ刺さるようになりました。最後は、10回打ってその内何回刺せるかを競い合いも行いました。見事10本中8本命中させた一位の腕前には、先生方も驚いた様子でした。


 ▲みんなで手裏剣打ちに挑戦!

終了後、子どもたちからは、「難しかったけど、すごく楽しかった」「手裏剣について色々知ることができて、うれしかった」などの感想が多く寄せられました。

資料館では今年も夏と秋にも子ども向けの体験教室を企画しています。日程などの詳細が決まりましたら、ホームページでもお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

(投稿者:N)

カテゴリー: こども, 催し物 | コメントは受け付けていません。

高知城にやまぴょんが登場!

5月3日、4日、ゴールデンウィークでたくさんの観光客が訪れる高知城にて、出張イベントを開催しました。

例年同様に、当館マスコットキャラクターのやまぴょんが高知城追手門広場に登場するとともに、今年は初めて、来場者が兜や陣羽織を身につけて記念撮影などができる「体験コーナー」も用意しました。

初日の5月3日は、多くの観光客でにぎわう中、子どもから大人までたくさんの方が立ち寄ってくださり、やまぴょんは握手をしたり記念撮影に応じたりと大活躍しました。体験コーナーも大変盛況でしたが、残念ながら途中から雨が降り始めてしまい、予定より早めに終了となりました。


初日とは反対に朝から雨となった2日目、中止せざるを得ない状況でしたが、その後一転して嘘のような晴天となり、やまぴょんは急いで高知城にかけつけました。この日は体験コーナーは実施できなかったのですが、雨上がりの高知城に来場したたくさんの方々と接することができました。
また、今回は、高知城追手門のすぐ目の前で建設中の高知県立高知城歴史博物館のPRのために、いつものやまぴょんの名刺を特別仕様としたものも配布しました。2年後の開館時に今回お会いした皆さまと再会できることを楽しみにしております!

天候に影響されたイベントとなりましたが、この機会にたくさんの方にやまぴょんと高知県立高知城歴史博物館の開館をPRすることができました。

やまぴょんの今後の登場情報は当館のホームページでお知らせします。今後も応援お願いします!

(投稿者:O)

カテゴリー: やまぴょん, 催し物 | コメントは受け付けていません。

平成27年度 土曜講座開講式

4月25日(土)山内開館にて、平成27年度の土曜講座開講式を開催しました。

山内資料館は、高知城歴史博物館の開館準備作業のために、2015年(平成27年)3月末日をもって展示室を閉室いたしましたが、4月より土曜講座は引き続き開催しております。

今年度の開講式は、2部制として行いました。
まず1部では、当館の事業に関する概要説明と各講座を担当する学芸員らから講座内容について紹介いたしました。

今年度の土曜講座は、「古文書講座」、「歴史講座」、そして書道の実技講座「高野切講座」を行います。
「古文書講座」では「大坂夏の陣」に関する資料をテキストに、江戸時代の古文書解読技術の習得を目指します。

「歴史講座」は、今年度も「唱歌でたどる日本の歴史」というテーマを掲げており、毎回、唱歌の披露をお願いしている高知県立高知丸の内高等学校音楽科の生徒の皆さんによる合唱があります。開講式では早速実際の唱歌を披露していただきました。

当館では今年度も土曜講座以外に「子ども向け体験講座」、「外国人対象講座」、「歴史資料整理保存講習会」など様々な講座を開催します。詳しくはこちらをご覧ください。

続いて2部では、2017年春開館予定の高知県立高知城歴史博物館について、館長から博物館の理念や事業内容などについてご説明いたしました。

高知県立高知城歴史博物館については、資料館のホームページなどでもお知らせしていきますので、どうぞご注目ください。

土曜講座は5月2日(土)の「歴史講座」第1回を皮切りにスタートします。
今年度のスケジュールはこちらでご確認ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

(投稿者:O)

カテゴリー: 土曜講座 | コメントは受け付けていません。