外国人のための日本文化体験講座 ~弓道~

11月15日(日)に外国人の方を対象に、恒例の日本の文化体験講座を開催し、日本の伝統武道の一つ、弓道を紹介しました。弓道は近年国際弓道連盟の発足もされる等、世界中で愛好されているとあって、今回もアメリカや中国、アルゼンチンなど様々な国の方の参加がありました。

今回弓道の演武や体験の指導は、高知県の弓道連盟の皆さんに、そして通訳は高知県立大学准教授のヨース・ジョエルさんと同大の学生さんにご協力いただきました。

講座では、はじめに日本の弓矢の歴史や構造上の特徴などについて学芸員が解説を行った後、射場に移動して、高知県弓道連盟の先生方3名による「一つ的座射礼」を見学しました。緊張感あふれる張り詰めた空気の中、熟達者である先生方の息のそろった演武には、みなさん感動したようで、演武後には大きな拍手を送っていました。


▲講師の方々による演武

その後、参加者全員で先生方に指導を受けながら、近くに設置した的に向かって弓を引く体験をおこないました。先生の言葉と動きの一つ一つをしっかり見聞きし、更に分からない点や気になる点については積極的に質問をするなど参加者の非常に熱心な姿勢に、先生方の指導も一層熱が入り、時間ぎりぎりまで体験が続けられました。
最後には、近的射場に場所を移し、昔武士が射法の訓練をしていた15間(約28m)と同じ距離の的に向かって弓を引く体験も行いました。矢を離れた的まで飛ばすことは予想以上に難しかった様子で、正確かつ精妙に的を射ることができるようになるには、日頃の鍛練が必要であることを身をもって納得されたようでした。


▲弓を引く体験の様子

講座終了後、参加者たちは興奮冷めやらぬといった感じで、口々に「大変興味深かった」「機会があればぜひまたやってみたい」などの感想を話されていました。今回の体験を通じて、弓道や日本の歴史、文化に対してより一層興味関心を深める機会になれば、当館としてもうれしい限りです。

(投稿者:N)

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