夏休み子ども教室「絵巻物の日記をつくろう!」

山内資料館では、7月19日(日)・8月23日(日)の2日間に分けて、夏休みこども教室「絵巻物の日記をつくろう!」を開催しました。
この教室では、巻物の歴史や使い方を学びながら、夏休みの日記や思い出を描いた自分だけの絵巻物を作っていきます。

夏休みに入ったばかりの7月19日(日)、教室ではまず初めに学芸員が絵巻物の歴史や見方などの説明を行いました。


子ども達はこれから自分たちが作る絵巻物がどういったものなのか興味津々の様子。

説明の後、遂に絵巻物作りがスタートです!
1回目の教室では、紙を何枚も貼り合わせて絵巻物の本紙を作っていきます。
この時、紙と紙を貼り合わせるために正麩糊(しょうふのり)と呼ばれる小麦粉のデンプンからできた糊を使うのですが、今回はこの糊作りも体験しました。
お鍋に正麩(しょうふ)と水を入れ火にかけて、焦げないようすりこぎで混ぜて糊を作っていきます。

 

次に、紙を用意し定規とエンピツで印を付け、そこに刷毛(はけ)を使って糊をぬって貼り合わせていきます。
慣れない作業に苦戦しつつも、何枚もの紙を貼り合わせていくと最終的に本紙の長さはこんなにも長くなりました!

  

1回目の教室はこれで終了です。
そして、夏休みも終盤の8月23日(日)、1回目の教室から約1ヶ月ぶりに集まった子ども達は、前回作った本紙に夏休みの思い出や日記、自由研究などを書いて持ってきてくれました。
2回目の教室では、この本紙に軸や表紙をつけて巻物を完成させていきます。

軸となる木の棒に紙を糊付けし本紙と軸を貼り付ける工程は少し難しかったようで、「これであってる?」「こっちに貼ればいいの?」という子どもたちの声もちらほら。
最後に、表紙と巻緒(まきお)と呼ばれる紐を取り付け、絵巻物のタイトルを書く題箋(だいせん)を貼り付けたら完成です。

完成した絵巻物はどれも力作ばかりで私たち職員もびっくり!
参加した子ども達も、夏休みの思い出がつまった絵巻物を手に満足げな笑顔をみせていたのがとても印象的でした。

(投稿者:O)

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