文化財講座 第2回「高知県の文化財保護の取り組み」

10月11日(土)、文化財講座の第2回が開催されました。
6月に開催された第1回では、まず日本の国としての文化財保護制度の歩みとしくみについて学びましたが、今回は高知県の視点から文化財保護のしくみと取り組みについて、高知県教育委員会・文化財課の中内勝氏に講義をしていただきました。

お話は、まず高知県の文化財保護制度についての説明から始まり、文化財課の仕事の紹介、国や県から受けた指定文化財の概要説明、そしてそれらを踏まえたこれからの課題と取り組みへと展開していきました。
その中から「これからの課題と取り組み」の部分を少し紹介します。
高知県は教育委員会に配置された専門職員が少ないため、国の支援や、所有者や地域による日常的な保存管理、専門家による調査など、多方面との連携が不可欠とのことです。
また、文化財保護にとって重要なのは、県民に保護の対象となるモノのことを知ってもらうこと、つまり、なぜそれ自体に税金をかける必要があるのかを正しく理解してもらうことだと強調されていました。

参加者の皆さんは講座を通じて、高知県の文化財の現状を改めて知る良い機会になったのではないでしょうか。
また、この日は一般の方のほかに図書館・博物館関係の方の姿もちらほら見られたことから、文化財を守り伝えていく立場としての関心の高さが窺えました。

第3回は12月13日(土)、次はさらに地域へとクローズアップし、四万十市教育委員会・生涯学習課の川村慎也氏に、四万十市を事例に文化財保護活動の一端をご紹介いただきます。

(投稿者:I)

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