梅漬けの会

6月9日(日)、今年も開催いたしました第7回「梅漬けの会」
当初の募集予定数40名枠を上回る参加者の皆様で大変な賑わいでした。

当日は、学芸員による「粕漬けの由来について」「高知城の御台所について」の歴史の座学から始まり、試食には、アリサワ酒造、高知酒造の2種類の酒粕で漬けた梅を召し上がって頂きました。

「お茶に合うね~!」「美味しい~!」との感想を口々に述べられる皆様。
私も頂きましたが、奈良漬けよりもあっさりとした味わいに、シャリッとした青梅の食感が残った爽やかな印象。これからの季節、食欲のない時にさっぱりとしたお茶漬けにしても合いそうです。

実習で用いた青梅は「青しめ」と呼ばれる高知市鏡地区の品種です。一般的な「紅梅」等の品種に対し、熟しても赤くならないのが特徴です。
もしご家庭で漬ける際に青しめが入手困難な場合は他の品種でもかまいません。ただし、そのときは肉厚で大きなものを用います。

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↑ お配りした「青しめ」                        ↑ 漬け方の説明中

手順説明後、職員の実習開始の声と同時に、皆様、待ってましたとばかりに手元の作業に熱中され、あれよあれよという間に梅を酒粕で包んでは瓶へと詰めていかれます。
男性やお子様もいらっしゃったのですが、楽しそうな様子にこちらまで笑顔になってしまいました。

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今年用いた酒粕は、土佐鶴酒造、高木酒造の2種類です。
酒粕とは醸造完了の日本酒から、液体だけを取り出す工程でできる絞り粕のことですが、「粕」と言うには勿体ない程の栄養食品。ビタミンやアミノ酸、酵母などが多く含まれています。
巷でも発酵食品や酵母の力が注目されていますよね。裏方で酒粕の準備をした後、手を洗うと心なしかしっとりした気が…(役得♪)

今年もご参加の皆様方のご自宅で、長い梅雨と暑い夏を乗り越え、じっくり熟成された美味しい梅漬けができることを願っています。

(投稿者:H)

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