『地域記録集 土佐の村々』創刊記念 現地報告会

昨年度、当館は『地域記録集 土佐の村々』と題した小冊子を発刊しました。
この冊子は、高知県各地の歴史や文化を記録保存し、後世へと伝えていくことを目的としています。
第一号では、長岡郡大豊町立川地区を取り上げました。

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↑「地域記録集」表紙

平成25年5月26日(日)、長岡郡大豊町立川地区で「地域記録集 土佐の村々」の発刊報告会を開催しました。
会の参加者は、地元の方のほか、大豊町内や高知市内から来られた方もおり、会場の中和・刈屋地区集会所に50人を超える方が集まりました。

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まず、当館職員が地域の歴史資料の保存・調査の意義について、また記録集発刊までの経緯、調査内容、掲載内容、記録集に対する周囲からの反応などを報告しました。

次に、調査に協力してくださった地元関係者から記録集に対する感想や今後への期待をお聞きしました。
お一人目は大豊町教育委員会の村山さんで、「記録集をきっかけに大豊町内で歴史資料や文化財などの保存への機運が高まってほしい」というお話しがありました。

お二人目は立川番所保存会会長の石川さんで、「家にある古くなったものを簡単に捨ててはならないことがわかった」、「立川地区のことで記録に残しておきたい話はまだまだたくさんある」などの感想やご意見をいただきました。

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最後は立川体験交流の会の皆さんから、大豊町の郷土料理「こんちん」(ごぼうとエゴマを小麦粉でとき、おやきのように焼いた料理)がふるまわれ、参加者からは美味しいという声がたくさん聞こえてきました。

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↑こんちん(もちもちとした食感で、噛めば噛むほど美味しいお料理でした)

会終了後は、石川さんの案内で会場周辺の参勤交代道を散策しました。

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↑会場から旧立川番所書院まで約20分歩きました

参加者の皆さんからは「地域の歴史を記録する取り組みを応援している」、「記録集の第2号ができたら教えてほしい」などのお言葉をいただきました。
また、今後の参考にと立川地区に関する資料を持ってきてくれた方もいらっしゃいました。

この記録集は今年度以降も立川地区を取り上げる予定ですので、皆さんからのご意見などを参考にしながら、調査と記録を進めたいと考えています。

ちなみに、記録集発刊までの経緯などを広報誌「海南千里」第40号(※)に掲載していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
(※広報誌は資料館にてお配りしています)

(投稿者:T)

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