夏休み恒例 特設展「土佐藩歴代藩主」展

7月13日(金)から、夏休み恒例特設展「土佐藩歴代藩主展」が始まりました。

 

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私自身、高知県に生まれ育ちましたが、考えてみると「土佐藩」のことは知らないことばかり。歴代藩主の名前どころか、一体何人の藩主が土佐藩を治めていたのかなど、知らない方も多いのではないでしょうか? もしかしたら、「山内家」が土佐藩を治めていたということも、知らない方もいらっしゃるかもしれません。
 そういった、土佐の歴史についてあまり詳しく知らない方にこそ見ていただきたいのが、今回の「土佐藩歴代藩主展」です。

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 土佐藩は、関ヶ原の合戦の功績により、徳川家康から土佐一国を与えられた初代一豊(かつとよ)に始まります。一豊に関しては、数年前のNHK大河ドラマ「功名が辻」で全国的にも有名になったので、ご存知の方も多いと思います。また、高知県立図書館の前に一豊の銅像が建っているので、ご覧になったことのある方もいらっしゃるかと思います。実はこの銅像の原型は当館に収蔵されているのです。

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(これが一豊銅像の原型です)

 土佐藩は一豊から始まり、山内家の藩主16代が一貫して治めました。ひとつの家が、江戸時代270年間を通してひとつの国を治めるのは、結構珍しいことなのだそうです。国替えや、藩の取り潰しなど、様々な理由から藩主が変わることもあるのですが、幸運にも土佐藩はそういったことがありませんでした。そのため、貴重な資料が散逸することなく、膨大な古文書や美術工芸品などが山内家に伝来しました。

歴代藩主展では、これらの資料から土佐藩の歴史を読み解き、さらには歴代16人の藩主たちそれぞれの人柄やエピソードをわかりやすくご紹介しています。様々に変化していく時代の流れに翻弄されながらも、「より良い藩政」を求め、挑み続けた藩主たちの肖像画を見るだけでも、なんとなく親しみがわきます。

今回は藩主ゆかりの資料約60点を展示しています。当館のマスコットキャラクターやまぴょんが被っている兜のモデル、4代藩主豊昌所用の兎耳形兜(うさぎみみなりのかぶと)もあります。1年に1度、歴代藩主展の時にだけ、本物を展示しています。ぜひこの機会にご覧下さい。

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また、会場には展示を見ながら完成させる学習シートをご用意しています。小・中学生のみなさん、夏休みの自由研究にいかがですか?

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参加者にはもれなく、「歴史はかせバッジ」をプレゼント♪

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8月12日(日)・8月26日(日)には学芸員による展示解説も行われます。各回とも、時間は午前10時から1時間ほどを予定しています。
また、9月23日(日)午後2時からは、特別講座「藩主の一生」もございます。誕生から死去まで、藩主の一生を概観し、その生活や儀礼について考えます。参加費は不要、要事前申し込みです。
特設展「土佐藩歴代藩主展」は9月24日(月)までです。会期中、休館日はございません。この機会にぜひご来館ください。

(投稿者:K)

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